マイナス20度の世界へ—
先日のスノーストームで、もう東海岸の冬には懲り懲り・・・
と思っていましたが、私が今週末、行ってきたところ、こちらです。
ミネソタ州(気温マイナス20℃)でございます。
そう、一週間前まで、ハワイ(23℃)にいました。
その気温差約45℃・・・・・自分で自分の体が心配です。
金夜の飲み会が終わって帰宅したのが0時ちょい過ぎ、
洗濯して、パッキングを終え、寝たのが2時。
6時起きで空港に向かいました。
ミネソタ州はどこらへんかというと、この辺です。
ニューヨークから飛行機で3時間。
更に北に移動。
飛行機の中は皆やけにハイテンションで、
パイロットのアナウンスも
「現地の天候は晴れ、気温はマイナス20度。WOWとっても暖かいね~!」
と機内大爆笑でした。(アメリカンジョークってこういう単純なの多いよね・・・)
空港に着くと、上司が迎えに来てくれていました。
そう、今回のミネソタ旅行は、元々ニューヨークで一緒に働いていた大好きな上司に、会うことが目的。
それがなければ、こんな真冬に、好き好んでミネソタなんか行きません。笑
久々の再会を果たし、積もる話がありすぎて、
荷物を待つ間、ノンストップで話していました—待つこと30分。
「そういえば、お前の荷物出てこないな?」
・・・たしかに。
「もう30分くらい経ってるし、スーツケースこれ以上出てきそうにないけど、大丈夫か?」
・・・・これは・・・なんか嫌な予感がする。笑
でも不思議なのは、同じ飛行機に乗っていた人たち15人くらいが、私たち同様に不安そうな様子で荷物を待っている・・・・何事だ?
するとそこにいた女性が話しかけてくれました。
「Our bagguages are still stuck in NY....(私たちの荷物はまだNYにあるらしいわ・・・)」
でたー。笑
アメリカあるある。笑
どうやら、飛行機に載せるはずだった荷物の一部(1カート分)を忘れてきてしまったよう・・・そして、その中に私の大切なリモワちゃん(スーツケース)が・・・。
中には上司に買った沢山の日本食が入っているというのに・・・。
サービスカウンターには男性が1名。
荷物と離れ離れになった乗客は15名。
・・・もちろん、ここはアメリカ。辛抱強く、並ぶしかありません。
何が起きても自分の責任なのです。。。。
1時間以上並んで、やっと荷物輸送の手配を済ませ、やっとやっと、空港の外へ。(ここまで2時間くらい笑)
寝不足も祟って相当疲れていたし、朝からバナナしか食べていなかったので、お腹も空いていました。
まずは上司宅へ。
奥さんとお犬様(柴)とも久しぶりに再会でき、本当に嬉しかった!
辛ラーメンが食べたいとわがままを言い、作ってもらう元部下(26)
そのにおいにつられて「俺も食お」と便乗する元上司(40)
そのにおいに我慢できなくなり「10年ぶり」と便乗する上司の奥さん(?)。
この夜、上司はこれでお腹を壊し大変なことになります。
身体もあったまったところで、観光へ。
「俺はお前が全然アクティブなタイプじゃないの知ってるけど、
せっかく来たんだから頑張って行こうよ」
と旅行者らしからぬ説得のされ方をして、ミネハハの滝なるものを観に行きました。
これ。
やばくない?先月まで水が流れてたらしいんだけど、凍っちゃったんだって。
この時マイナス20度。
両手足のホッカイロも全く意味をなさず、外に出ていた時間20分で体中にピリピリした痛みが・・・・生まれて初めて味わう、謎の痛み・・・・・。
あと、運動不足の私はこの滝に行くまでのアップダウンで息切れ。
深呼吸は肺に悪いから絶対したらだめだよと言われる中で、ゼーハーゼーハー息切れしまくり、体の中に大量に流れ込む冷たい空気。(もはや冷たいっていうか、冷凍庫より冷たい何かね・・・)
「帰りたい、帰りたい」
と言い続け、ものの20分で車へ。
以上、私のミネソタ観光レポでした。笑
ダウンタウンはこんな感じ。
なんもない笑
まぁ、今回の大目的である、自分が会社で最も尊敬している上司に会えたので、
めちゃくちゃ凍り付くほど寒かったけど、
心は満たされました。
やっぱり、仕事は何をするかより、誰とするかってずっと言ってるけど、
本当にそうだと思う。
私みたいな未だ無能な若手は、特に。
偉くなったら話は違うと思うけどね。。。
ニューヨークでこの上司に出会えて、心から、ラッキーだったな~と思うのです。
私がリクエストして作ってもらった、上司お手製のミートローフ。
おいしそうでしょ?
これが暫く食べれないと思うとかなり寂しいけど、
私は日本に帰任してからも、この人とまたいつか一緒に仕事できるように、頑張ろうと思いました。
帰任まであと2週間を切りました!
走り抜けるぞー!!!!!
ではでは。